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さり気なさが大切

みなさんこんにちは。

ショウです。

今日はいつもと少し思考を変えて、お店でのサービスについて取り上げたいと思います。

 

ファストフードやファミリーレストランなど、価格の安い飲食店ではセルフサービスが非常に多くなってきました。

しかし障害者や高齢者にとってこのセルフサービスは、スムーズに必要なものを取りづらいものです。

 

そもそもどこまでがセルフサービスでどこからが店員から受けられるサービスなのか。

必要なものがどこにあるのか、どのようにとるのか、何をしてはいけないのか。。。

お店ごとにシステムが異なり、行き慣れた店でなければシステムを理解するだけで大変な労力を費やしてしまいます。

 

もちろん店舗側としては、お客様により良いものをより安く提供するために、スタッフの手間を減らすことで人件費を削減し、より効率的に運用するために様々な取り組みをしているわけです。

そんな中、先日ある牛丼チェーンにお伺いした際、スタッフのさりげない気配りを見かけました。

たくさんの箸が入ったケースの蓋が開けられ、周囲には薬味などが置かれている
蓋を開けられた箸入れ

この写真は、ただ蓋の開いている箸入れではありません。

食事を配膳しにきた店舗スタッフが去り際にサッと開けて戻っていったのです。

 

当然セルフサービスですので、箸を取って渡すということはしませんが、業務負担が増加しない程度のさりげない配慮です。

こうされることで、視覚障害者なら箸入れの位置を発見したり、高齢者ならそこから箸をとるのだと理解することができます。

 

一見するとただ去り際に開けていったに過ぎず、特段障害者や高齢者に対する配慮には感じられません。

しかし、こうした一つ一つが積み重なってユーザーの満足度に繋がり、ひいては店舗の利益へと繋がっていくのです。

 

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重要なのは明るいことではなく、最適な明るさであること

みなさんこんにちは。

ショウです。

 

今回は最近普及しつつあるLED信号機について取り上げて見ます。

LED信号機は、従来の信号機に比べて光量が多く視認性が高いとされ、多くの信号で導入が始まっています。

 

実際に、視力の低い人や暗い場所で見えづらくなってしまう人にとって、明るくはっきりとした信号はとてもありがたい物です。

特に植え込みなどがあり信号そのものを見つけにくいシーンや、朝日や夕日といった信号機と太陽のような強い光が重なる時間帯でも、明るい信号であれば発見し識別できる可能性が上がります。

 

しかし、次の写真のような場合はどうでしょうか?

深夜の明かりの少ない道で煌々と光る青信号
夜間のLED信号

 

街灯もそう多くなく車の通行量も少ない場所で、青信号が煌々と輝いています。

明るくて見やすいというよりも、まぶしいという印象です。

 

もちろん信号機の発見や色の識別はより容易になりますが、青信号で歩き始める時はどうでしょうか?

特に視覚障害者がこれを見ると明るい信号に焦点が絞られ、周りの風景を見ることができなくなってしまいます。

これは車の運転中に西日に向かって走行する際のストレスと似ています。

対抗からくる自転車や歩行者を発見することが難しいのです。

 

つまり、昼の明るさで適正だった光量が、夜の明るさでは過剰になってしまっているのです。

 

中にはこれを見て「 LED信号は眩しいからダメ」という人もいるかもしれません。

もちろん、お昼や夕方の見易さを重視しsて、LEDを推進する人たちもいるでしょう。

 

では、どうするのが一番良いのでしょうか?

例えば、この信号をスマホ画面だと思って見てみるとどうでしょうか?

明るい野外では光量が増し、暗い室内では光量が下がる。スマホではごく当たり前に備わっている機能です。

ただ明るいのではなく、周りの環境に合った明るさの信号があれば、たくさんの人が暮らしやすい街になるかもしれません。

 

物事の解決策を見つけることは決して簡単ではありません。

しかし、そのヒントは意外と身近なところにあるものです。

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フロアガイドは使う人と使わない人のことを考えよう

みなさんこんにちは。

ショウです。

 

今回は、フロアガイドのお話です。

フロアガイドは大体どの建物にもあり、中にどんな施設やお店があるかを知りたい人にとっては、とても重要なものです。

よって入場者の多い建物には、大勢が一度に見れるだけの大きさや数が必要です。

 

加えて、特に海外からの観光客の多い行楽地などでは、多言語対応や詳細な説明などが加わり、情報量が膨大になってしまいがちです。

この写真は、ある新しい商業施設の正面出入り口に設置されたフロアガイドです。

左前にある大きなフロアガイドを、大勢の人が見ている。右奥には外へと繋がるガラス扉。

フロアガイドを見る人々出入り口の二重扉の間に設置され、たくさんの人がそれを見ています。

一見すると大きなパネルで、大勢の人が一度に見られるよう工夫されているように見えます。

 

しかし、壁面から通路までの距離が近く、見ている人たちが王に見える扉の前を塞いで島ています。

加えて、パネルが液晶ディスプレイのため視野角が狭く、横から見ると暗く見えてしまうため、正面中央に立たなければフロアガイド全体を見渡すことができません。

このため余計に人がたまり、人だかりとなってしまっているのです。

 

こうしたシーンでは、フロアガイドを見ない人が通行しづらいだけでなく、視覚障害者や車いす利用者、高齢者などが近づいて見たり、ゆっくり探したりすることができず、建物に入る前から大変な思いをしてしまいます。

 

フロアガイドの設置されている壁を1m後ろに下げたり、液晶ディスプレイではなくバックライト入りの掲示板を使ったりと、少しの工夫で利用者全員の満足度を、飛躍的に向上させることができます。

たくさんの人が使う場所だからこそ、フロアガイドを使う人だけでなく使わない人にも配慮したデザインも大切です。